20210803
こんにちは。
暑い日が続いていますが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
超私的な事なのですが、
私にとってとても重要な事があったので、
書き記しておこうと思います。
お時間ある方はおつきあいください。
2021年6月16日4時40分、
私のキーパーソンである母を
自宅で看取りました。
元々働くのが好きな人で、
いつも笑顔で愛に溢れ人に愛され
飲食店をしていましたが、
今から17年程前に体調を崩してしまい
働けなくなってしまいました。
それから私が身の回りのことを
手伝うようになり、
いろいろなことがありつつも
平穏に過ごしていました。
2016年頃右頸動脈の詰まりを治す為の手術後血栓が脳に飛び、その後遺症で左半身麻痺になりました。
それからの約5年程、
とても密に母と過ごしてきました。
まわりからは大変だと言われていた
身の回りの手伝いも
楽しくすることができました。
身体を思うように動かせなかったり、
いろいろな不満もあっただろうに、
いつも笑顔でユーモアに溢れてまくっていた
母を尊敬します。
息を引き取る前日から
目を開けることができず、
少しずつ手足も冷たくなってきて、
でもがんばって呼吸をしていた母を、
私の呼びかけに返事をしてくれた声を
忘れることができません。
6月16日4時30分頃太陽が昇ってきて、
しばらくしてから母は息を引き取りました。
最強晴女だった母、
太陽が昇るのを待っていたのかもしれません。
今日、8月3日、四十九日です。
仏教の世界では俗世から旅立つ日。
ものすごくさみしくて
もう少し一緒に過ごしていたかったなぁ、と
まだぼんやりしていますが、
いろいろと忘れたり思い出したり、
ずっと想っていようと思います。
母が入院していた5月に作りだし、
途中で止めていた切り絵も完成しました。
「WIND IS FROM WEST」
普段あまり作品の説明はしないのですが、
今回はしてみます。
下絵を描いている時になんとなく
好きなミュージシャンの曲が浮かんでいて
それをまんま英語にしただけなのですが、
枠を切り抜いたところで進められなくなり。
それから母のことを想っていた時、
あ、お母さんは西から来たんだ、と。
(母は神戸出身)
これはちゃんと完成させて
母に観てもらわねばならん作品だ、と
母が俗世に居る間に完成させました。
晴女だった母、
青空の水色と天気良い日の夕焼け色、
よく聞いてくれた月の色。
「いいじゃない」
とまた言ってくれるといいなぁ
と思っています。
完全独白みたいな感じになってしまいました
が、ここまでおつきあいくださった方、
ありがとうございました。
こんなに長く書き記すことは
もうしないと思うので
またお立ち寄りくださいませ。
それではまた。
August 3, 2021
MeguM
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